87歳の黒柳徹子 HAPPY WOMAN AWARDに選ばれ「もっと働けということ」

ビデオ出演した黒柳徹子

タレントの黒柳徹子(87)が、SDGsに貢献し、さらなる活躍を期待できる女性を表彰する「HAPPY WOMAN AWARD」に選ばれた。8日に都内で行われた表彰式を欠席し、ビデオメッセージを寄せた。

長年、ユニセフ親善大使を務めていることなどが評価された。徹子は「もっと働けということだと思っている。それもうれしく思っている」と語った。

ビデオメッセージでは大使のこれまでの活動を紹介。タンザニアなど後進国では「(貧困で)頭蓋骨まで浮き出ている子を見た」という。また、「12歳の女の子が家族のために売春している。1回の売春が(日本円で)42円だと聞いて、胸が詰まった」と振り返った。

大使を務めなければ「世界の子供たちがこんなに苦しい思いをしていると知らずにのんきに暮らしていた」と吐露。「(実態を)知ってしまった以上、どうしても伝えなければいけない」とこれからも役目を全うするつもりだ。

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