【大相撲】行司、呼び出しら155人のPCR検査は全員陰性 親方や力士は10日に検体提出

芝田山広報部長

日本相撲協会の芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)が8日、電話取材に応じ、大相撲3月場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けて行司、呼び出しら裏方155人にPCR検査を実施し、全員陰性だったことを明らかにした。

今回のPCR検査は初場所前同様、全協会員を対象にしており、親方や力士ら約750人は10日に検体を提出する。

第1段階を〝感染者ゼロ〟とし、芝田山広報部長は「場所を開催していくということが私たちの一番の目標。辛抱し合って、検査も受けて、クラスターという感染にならないようにみんなで気をつけてやっていくことが大事だということ。家庭を持っている者は部屋に行っていないのもあるだろうし、裏方だから部屋住みもいる。そんな中で全員陰性ということで、まずよかったなと」と話した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社