春のダイヤ改正 積み合わせコンテナ列車を新設 JR貨物

日本貨物鉄道(真貝康一社長)は12月18日、3月13日のダイヤ改正に対し、コロナ禍の環境変化に対応するため輸送体制を充実させ、積み合わせ専用コンテナ列車を増設すると発表した。新たな生活様式の浸透に伴うeコマース需要の高まりを受け、拡大する需要に対応する。
新設の列車は、安治川口〜盛岡タ、名古屋タ〜福岡タ、東京タ〜東福山間において320個(12?換算)の輸送力を増強する。
併せて、姫路貨物〜福岡タ間、姫路貨物〜名古屋タ間、東青森〜札幌タ間でそれぞれ、5個増強させ、顧客要望の強い線区の輸送力を高める。
一方、効率的輸送の要となる31フィートコンテナの取り扱い個数を拡大するため、広島、熊谷、宇都宮、越谷、大阪のターミナル駅と姫路貨物駅で大型コンテナの輸送ネットワークの拡充を行う構えだ。 
また、東京タ〜名古屋タ間で夜間の需要が低かった列車について、昼間にシフトさせるダイヤ改正を行う。今回の改正により、1日の運行本数は424本(コンテナ349本、車扱75本)となり、現行に比べて9本減本した。

提供元:日本流通新聞×foredge

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