香川県で公立高校の一般入試始まる 倍率は1.13倍 初の全国募集の受験者は9人

香川県で公立高校の一般入試が行われました。初めて県外からも募集しましたが、受験者は9人にとどまりました。

高松市の高松北高校では受験生112人が5教科の学力検査に臨む

高松市の高松北高校では受験生112人が、新型コロナ対策を行いながら5教科の学力検査に臨みました。

香川県の公立全日制30校には自己推薦入試を除いて5522人が受験しました。
倍率は1.13倍で、昨年度より0.05ポイント低くなっています。

倍率は1.13倍 2019年度より0.05ポイント低い

また、今回の一般入試では13の高校が初めて県外から募集しました。しかし75人の上限に対し、志願者数は10人、受験者数も9人にとどまりました。

香川県教育委員会/工代祐司 教育長

(香川県教育委員会/工代祐司 教育長 8日)
「全国募集を行っている他県の状況を見ても、初年度としてはまあまあの数字。今後、広報活動のさらなる充実と高校の魅力化を一層進めていくことにより生徒確保に努めてまいりたい」

工代教育長は、次の入試からは全校で実施したいとしています。

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