政府は９日、事業者にプラスチック製品の削減を義務づける「プラスチック新法案」を閣議決定した。同法案ではコンビニなどでの使い捨てプラスチック製スプーン、フォークやストローの有料化も検討されている。小泉進次郎環境相（３９）は「これからは無料でスプーンが出てこなくなる。レジ袋有料化の発展版だ」とした。
これにネットでは「こういう決定だけは早い」「店員と客のストレスが増えるだけ」と怒りのコメントが相次いだ。また食器を持ち歩くことによる衛生面を不安視する声もある。
一方で２０１６年にレジ袋が完全禁止となった“エコ先進国”フランスに在住する元２ちゃんねる管理人で実業家のひろゆき氏（４４）は９日ツイッターで「小泉進次郎さんがいい仕事をしてます」と高評価。「プラスチックを減らす政策は、業界から嫌われたりするので、仕事しない人ほど万人から好かれたりするんですが、小泉氏は嫌われても成果出すほうを選んだ様子」と分析した。
同法案は今国会に提出され、２０２２年４月の施行を目指す。
