<卓球・WTTスターコンテンダードーハ 3月5日~13日>
WTTスターコンテンダードーハの男子シングルス2回戦(ラウンド32)に水谷隼(木下グループ・世界ランキング18位)が登場し、邱党(キュウダン・ドイツ・同53位)にゲームカウント3-0で勝利した。
水谷隼 vs 邱党
写真:水谷隼(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部
リオ五輪団体銀、シングルス銅メダリストの水谷は、2021年の東京五輪代表にも選出されている。Tリーグサードシーズンでは、木下マイスター東京のキャプテンとして、チームを牽引し、レギュラーシーズン1位に貢献した。
しかし、プレーオフファイナルは首の痛みで欠場し、怪我の状態が心配されていたが、8日の混合ダブルス(ペア:伊藤美誠)では勝利し、問題ないことをアピールしていた。
写真:邱党(キュウダン・ドイツ)/提供:ittfworld
対する邱党は、名指導者である邱建新氏を父に持ち、幼いころから父に卓球を教わってきたペンホルダー。邱建新氏には、水谷も師事しており、現在も木下マイスター東京では指導を受けている。邱党は、邱建新氏の影響で、幼い頃から水谷ら日本選手と練習もともにしていた経験も持つ。
2019年の香港オープンではフルゲームの接戦の末、水谷が勝利していたが、今回の試合は一方的な展開となった。サーブレシーブで主導権を握る水谷が攻めて良し、守って良しと充実したプレーを見せる。ゲームカウント3-0で水谷が完勝した。
11月の国際試合に出場していなかった水谷にとっては、1年ぶりとなった国際大会でのシングルス。快調なスタートとなった。
男子シングルス2回戦
〇水谷隼 3-0 邱党(ドイツ)
11-7/11-6/11-6
文:ラリーズ編集部