今季ラ・リーガに昇格することに成功したばかりでありながら、ここまで28試合で7勝7分け12敗と健闘を見せているカディス。
今回そのカディスが、かつて所属していたレジェンドの母国とタッグを組むことにしたという。
その国はエルサルバドル。マラドーナも「自分よりうまい」と称賛したという名選手マヒコ・ゴンサレスの出身地だ。
マヒコ・ゴンサレスは1958年生まれの攻撃的MFで、1982年のスペインW杯で活躍を見せたあとにカディスへと加入した。
1984年にはバジャドリーに移籍するもその後復帰し、1991年まで長くカディスでプレーを続けていた。
今回カディスはエルサルバドルの国立スポーツ研究所(INDES)との協定に合意し、若い選手にチャンスを提供するために協力を行うと約束した。
エルサルバドル国立スポーツ研究所は、全自治体に262のサッカースクールを展開し、国のあらゆる場所から才能を発掘しようとしているそう。
そしてカディスはこれらの才能をチェックするとともにスクールの運営に関する知識を提供、コーチングスタッフの育成にも携わるという。
果たして、黄色いユニフォームを着る「NEXTマヒコ・ゴンサレス」は生まれるのか…。