【マレーシア】トップグローブ、第2四半期は25倍増益[製造]

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マレーシアのゴム手袋世界最大手、トップグローブ・コーポレーションが9日発表した2021年度第2四半期(20年12月~21年2月)決算は、売上高が前年同期比4.4倍の53億6,548万リンギ(約1,423億円)、純利益は24.8倍の28億6,898万リンギだった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で医療用ゴム手袋の需要が高まったことで、過去最高益を記録した。

同社は声明で、平均販売価格の上昇に加え、事業のデジタル化による製品の品質や生産性の向上なども大幅増益に寄与したと説明した。

販売量は前年同期比では19%増えたが、従業員の新型コロナ感染による工場の一時閉鎖が影響し、前期比では8%減少した。

21年度上半期(20年9月~21年2月)は売上高が前年同期比4.2倍の101億2,382万リンギ、純利益が23倍の52億2,676万リンギだった。純利益は半期ベースで20年来の高水準となった。

今後の見通しについては、世界のゴム手袋需要はコロナ後も衛生意識の高まりで年15%のペースで伸びると予測。生産能力の引き上げなどの設備投資に、21~25年の5年間で100億リンギを振り向けるとした。

同社は現時点で国内外36カ所に生産拠点を持ち、年産能力は計930億枚となっている。これを段階的に引き上げ、24年末には生産拠点を47カ所、年産能力を計2,050億枚とする計画だ。

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