箱根ガラスの森、11日は「ワンコインチャリティ美術館」 売り上げ全額を被災地に

箱根ガラスの森美術館

 東日本大震災の被災地支援に向け、箱根ガラスの森美術館(箱根町仙石原)は11日、「ワンコインチャリティ美術館」を開催する。

 当日は一般(通常1500円)、大学・高校生(同1100円)、小中学生(同600円)の入館料を一律500円とし、売り上げ全額を町を通じて復興支援のため寄付する。

 同館によると、チャリティー開館は今回で14回目。震災直後の2011年3月に初めて実施し、同年は計4回開催。翌年からは毎年3月11日やその前後に開催している。これまでに計8万2418人が訪れて、入館料や館内に設置した募金箱に集まった計4235万2838円を寄付している。

 岩田正崔館長は「芸術や箱根の自然を楽しみながら、被災地のことを思い出してもらい、支援につなげたい」と話している。

 午前10時~午後5時半。当日は駐車料金無料。問い合わせは同美術館電話0460(86)3111。

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