福原愛さん “直筆謝罪文” をプロが筆跡鑑定 浮かび上がってきた「無意識下の感情」とは…

福原愛さん

卓球女子五輪2大会メダリスト福原愛さん(32)の不倫疑惑報道から約1週間が経過。本人は不貞行為を否定するが、いまだに世間からは疑惑の目が向けられている。そこでお節介を承知で、福原さんが公表した直筆の謝罪文を改めて大分析。筆跡心理学のプロに緊急依頼し、窮地に立たされた中で書き連ねた一字一句から深層心理を読み取ってもらった。

4日発売の「女性セブン」で知人男性との横浜デート&高級ホテル宿泊などを報じられた福原さんは同日、マネジメント会社「電通スポーツパートナーズ」の公式ホームページで直筆の謝罪文を公開して不倫関係をキッパリ否定。周囲からは「苦しい言い訳」などの突っ込みが相次いだ。

ならば筆跡から浮かび上がるヒントもあるのではないか。そこで日本筆跡心理学協会の根本みきこ会長(55)に鑑定を依頼。謝罪文で最も「無意識化の感情」が出ているのが以下の4か所だという。「経験がない私にとって、すべてが」「尊敬していた友人にアドバイスをいた(だいた)」「外出いたしました。一緒の部屋に」「何が一番なのか話し合っていることも」

いずれも「不倫」「離婚」に関する大事な部分。根本会長は「行の最初の1字の中心点から横に水平線を引いて、1行内の文字角度を調べると、この4か所が中心線から右上に配置されていました」と分析。この「右肩上がり」はどんな感情の表れなのか?

「ウソをついているかどうかは、残念ながら文字からは読み取れませんでした。ただ、おそらく福原氏の特別な強い情動(激しい心の動き)がつい表出したと思われます。出せない感情が出ちゃっているような感じです」(根本会長)。潔白への強い訴えか、事実隠蔽の動揺か。いずれにせよ心が揺れ動いている可能性が高い。

また、福原さんが2019年4月に世界選手権へ挑む後輩たちへ宛てた直筆の手紙にも着目。今回の筆跡と比較してもらうと「署名の字が小さい」「名前の『福』『原』の左払いが短い」と指摘。それぞれ自制、萎縮、抑制などを表すとのことで根本会長は「伸び伸びとした感情表現ができず、今はひたすら耐えるばかりの鬱屈した心境であると言えそうです」分析。やはり一連の報道がストレスになっているようだ。

さらに筆跡から福原さんの人物像を次のように診断した。①文字の大きさがほぼ揃う(マス目文字型)=コツコツと地味なことを続けられる。②「心」などハネを省略する傾向(ハネ弱型)=何事も手早い。③行が垂直水平ではなく緩やかにうねる(行うねり型)=本能に忠実。④「目」など横線が多い文字は線が等間隔(等間隔型)=論理的なことを好み計画性がある。

これらを踏まえ、根本会長は「ルールに忠実で基本的に受け身。地道で感情の起伏がなく、論理的で計画性がある。時間と空間に余裕が欲しいのんびり屋だが、行動は本能的かつ合理的でスピーディー」と総合診断。となれば横浜デートも意図を持って行動したとも考えられるが、何を目指そうとしていたのか――。

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