福島の県職員らへ中華菓子など送る 長崎市職員有志 2月の地震受け

 福島、宮城両県で震度6強を観測した2月13日の地震を受け、長崎市職員有志は9日、2011年の東日本大震災の被災地復興支援などを通して交流がある福島県と同県内3市の職員向けに長崎の中華菓子などを送ったと発表した。福島市で活動した経験がある呼び掛け人の島田清隆・長崎市消費者センター所長(49)は「少しでも心を和ませてほしい」と話している。
 長崎市は東日本大震災が起きて以降、福島県、福島市、南相馬市、いわき市に延べ300人以上の職員を派遣。2月の地震後、長崎市役所内で支援を呼び掛け約82万円の義援金が集まった。2月の長崎ランタンフェスティバル中止を受け、長崎新地中華街の応援も兼ねて中華菓子などを大量に購入し、被災地へ贈ることにした。

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