400万円超えは安くない! それでもエコカーなら三菱エクリプスクロスPHEVが推せるワケ【おすすめグレード】

子供が小さい頃に買ったミニバン、そろそろ出番が少ないから買い換えたいんだよな~、なんて考えている40代のパパ、ママ。まだまだ家族で出かけることが多い40代ファミリーは、ミニバンからSUVに乗り換えるケースが多いってご存知ですか?「でもSUVってたくさん種類がありすぎて、どれがいいのかよくわからない」という人に、この記事ではズバリオススメの車種とイチオシグレードをご紹介します。

三菱 新型エクリプスクロスPHEV

子育て期終えの夫婦に推したい三菱 エクリプスクロス! イチオシは415万円のPHEV「G」

三菱 エクリプスクロスPHEV

子供が大きくなってきた40代ファミリーにぴったりのSUVといえば、最近マイナーチェンジしてデザインや装備も新しくなった、三菱 エクリプスクロス。

外観とは裏腹のエコさ! 決して安くはないが検討の価値は大いにアリ

写真中央の「P」表記の左側が残バッテリー量/右側が残ガソリン量

中でもイチオシのグレードは、PHEV「G」415万2500円。充電することでEVとしても使え、ガソリンを1滴も使わずに最大65km走れる上に、ロングドライブをする際にはハイブリッドカーとして、バッテリー残量を気にせずに走れるのが魅力なんです。

最上級グレードでなくとも十分! 装備差はほぼ内装の装飾のみと思ってOK

PHEVモデルのトップグレードは、32万4500円アップとなる「P」447万7000円ですが、装備の差はほぼ内外装の装飾。

PHEV Gグレード,PHEV Pグレード
PHEV Gグレード,PHEV Pグレード

大きなところでは、スマートフォン連携ナビゲーション、後側方車両検知警報システムと後退時車両検知警報システムが標準装備されることですが、「G」にもそれぞれオプション設定されているので、必要なら装着することができます。

2WDでいい人はガソリンモデルを! PHEV「G」よりも100万円以上安い

※画像はPHEVモデルです

エクリプスクロスのPHEVモデルはすべて4WDで、ガソリンモデルは全グレードに2WDと4WDが設定されているので、まったく4WDが不要な地域やライススタイルの人は、ガソリンモデルを検討してもいいかもしれないですね。

ガソリンモデル(2WD)のトップグレードは、PHEV「G」(415万2500円)より102万6300円ダウンとなる、「G Plus Package」312万6200円。

PHEV Gグレード,G Plus Package(ガソリンモデル)
PHEV Gグレード,G Plus Package(ガソリンモデル)

LEDライトや左右独立温度コントロール式フルオートエアコン、運転席・助手席シートヒーター、スマートフォン連携ナビゲーションといった先進装備は、PHEVのトップグレードと同等に揃っています。

車両価格300万円で抑えたい人はガソリンモデルのG! それでもシートヒーター含む快適装備あり

そして、もう少し予算を抑えたいなという人には、ガソリンモデルの中核グレード「G」286万7700円。

「G Plus Package」より25万8500円ダウンし、ナビや後側方車両検知警報システムと後退時車両検知警報システムはオプション設定となりますが、シートヒーターやヒルスタートアシスト、自動防眩ルームミラーといった上級装備はしっかり揃っています。

ちなみにどちらも4WDモデルは22万円アップで「G Plus Package」が334万6200円、「G」が308万7700円となっています。

決して安くはないPHEV、100万円以上価格アップしても推したいワケは主に2つ

ただ、ガソリンモデルより100万円以上もアップするのに、なぜPHEVモデルを推すのか。

それにはファミリーに必ず便利で役に立ち、安心な機能がPHEVモデルにはたくさんあるからなのです。

このルックスで1500Wの100V AC電源付き! 長い目でみればQOLアップも間違いない?

1つは、普通に家庭で使っている電化製品がそのままクルマでも使える、1500Wまで対応の100V AC電源。

これがあれば、ホットプレートや電気ポット、ドライヤーやパソコンなどが、どこでも使えるようになります。

アウトドアが一気に便利に楽しくなるし、このご時世、リモートで会議をするパパやママも多いかもしれませんが、PHEVモデルなら出先のどこでもプチオフィスにできるのです。

前述したガソリンモデルのG Plus Package(312万6200円)に比べて、PHEV「G」(415万2500円)は100万円以上の価格差があるものの、「買ったらしばらく乗り換える予定はない」という方にとっては価格差以上の価値を感じれるのではないでしょうか。

最大10日分の電力を供給可能! 災害時でも活躍できるのはPHEVならでは

2つ目は、災害の多い日本では停電が起こることも多いですよね。

そんな時にPHEVならV2H(ビークル・トゥ・ホーム)というシステムが使えて、クルマに蓄電した電気を家庭のエアコンや冷蔵庫、調理機器といったものに使うことができて、安心なのです。

満充電で一般家庭の最大約1日分、バッテリーチャージモードによるエンジンでの発電も組み合わせればガソリン満タンで最大約10日分の電力量を供給することができるなど、万が一のときに備えておけるのも強みです。

他にも、ご近所を走るくらいなら、繰り返し充電すれば永遠にガソリンを1滴も使わずに電気だけで走れるし、走行中も回生のレベルを切り替えたりでき、走行フィールの違いを楽しんだり燃費も賢くアップできるので、シーンに合わせて最適な走り方を考えるのが楽しくなります。

こうした、ガソリン車では手に入らない便利さ・安心感・楽しさが得られるPHEVは、40代ファミリーにぴったりではないでしょうか。

おすすめオプションは、荷物を積めるだけでなく、絵にもなるベースキャリア

ベースキャリア装着イメージ

オススメのオプションは、きっとアウトドアに出かけたくなることを見越して、いろんな荷物をルーフに積む土台となってくれる「ベースキャリア」3万8500円(ルーフレール非装着車)/3万8808円(ルーフレール装着車)。

ライフスタイルを豊かにしてくれるだけでなく、エネルギーの使い方や備えとしても魅力的なエクリプスクロスPHEVで、人生をステップアップしちゃいましょう。

[筆者:まるも 亜希子]

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