鳩山元首相が迷走五輪の矛盾指摘「アスリートがかわいそう」

鳩山元首相

元首相の鳩山由紀夫氏(74)が10日、ツイッターを更新。迷走する東京五輪・パラリンピックに言及した。

鳩山氏は「東京五輪を海外客を入れずに開催する方向だと言う。菅首相は『人類がコロナに打ち勝った証』として五輪を開催すると豪語したが、海外客を入れなければコロナに打ち勝っていないではないか」と持論を展開した。

続けて「コロナに打ち勝ってないのになぜ五輪に拘るのか。商業主義に偏した五輪に参加するアスリートがかわいそうだ」とまとめている。

このツイートには「大学に至っては1年間も学校に通えてない状況なのに、オリンピックなんてやって、はしゃいでる場合ですかね」という賛同のコメントもあったが、「アスリートを気遣ったフリしてダシに使うのは良くないですね」「政権批判に利用される、アスリートがかわいそうだ」という否定的な意見も多かった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社