広島・守護神フランスアが右膝手術で開幕絶望

開幕絶望となったフランスア

広島に非常事態発生だ。広島は10日、ヘロニモ・フランスア投手(27)が9日に広島市内の病院で「右膝内側半月板部分切除」の手術を受けたことを発表。昨季19セーブを挙げた守護神候補筆頭の左腕が開幕絶望となった。

カープドミニカアカデミー出身のフランスアは1月の来日直前のPCR検査で新型コロナの陽性が判明。治療や隔離期間を経て2月11日から宮崎・日南での二軍キャンプに合流していた。

新たな勝ちパターンの構築を目指すチームは現在〝守護神テスト〟を実施中。ドラフト1位・栗林良吏投手(24=トヨタ自動車)やドラフト3位・大道温貴投手(22=八戸学院大)が好投を続けているが、フランスアの離脱で〝ルーキー守護神〟の可能性も高まってきた。

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