9日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16の2ndレグで、ポルトを相手に敗退の憂き目にあってしまったユヴェントス。
3-2と勝利したものの2試合合計では4-4。しかしホームでの2失点が響き、アウェイゴールの差で惜しくも敗北となった。
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決定的な瞬間となったのは、2-1で迎えた延長25分、ポルトMFセルジオ・オリヴェイラのフリーキック。ユヴェントスの壁に入っていたアドリアン・ラビオとクリスティアーノ・ロナウドが背中を向けてジャンプし、その下を抜かれて失点となった。
『Sky』で解説を務めていたファビオ・カペッロ氏はこの場面について以下のように話し、2つの許されないものについて話したという。
ファビオ・カペッロ
「あのフリーキックの場面は許されないミスだった。
私の時代には、壁に入ることを選択した選手がボールを恐れることはあり得なかった。もしジャンプして背中を向けるようなことがあればね。許せるものではない。
そして試合後、厳しい結果のあとでインタビューに顔を見せたのはチームで最も若い選手だけだった。
勝ったときにインタビューに現れるのに、負けたときにはどこにも見当たらない。そんなベテランがこのチームにいるのだ」
ポルト戦終了後にインタビューに応じたのはマタイス・デ・リフト、フェデリコ・キエーザ、そしてベテランではフアン・クアドラードのみであったという。