ドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)を元イングランド代表のストライカーが大絶賛した。
9日(日本時間10日)の欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦でスペイン1部セビリアと対戦したハーランドは2ゴールを決めて、2―2のドローとするも、2戦合計5―4で準々決勝進出に大きく貢献した。
英テレビ「BTスポーツ」で解説を務めた元イングランド代表FWピーター・クラウチ氏(40)は「すでにワールドクラスだ」とし「彼はどんどん良くなっており、止まる気配はありません。タップインのように見えますが、事前の動きがすべてです。彼は背後をとる動きが素晴らしい」と語ったと、英紙「デーリー・メール」が伝えた。
ハーランドは今季CL10ゴール目で得点ランキング首位をキープした一方、6試合連続ゴールは20歳231日の最年少記録、4試合連続の複数ゴールは史上初。さらに14試合で20ゴールは24試合で20ゴールを決めたFWハリー・ケイン(27=トットナム)を抜いて史上最速と記録ラッシュとなった。
クラウチ氏は「彼は適切な9番(主に点取り屋がつける番号)ですべてを持っています。ペース、パワー、攻撃性。私はこれほど若い選手からこれを見たことがありません」と驚きを持って話したと報じていた。