アゼルバイジャン1部ネフチ・バクーへの入団が秒読み段階に入っている元日本代表MF本田圭佑(34)は、他にも多くの国と交渉を進めていたようだ。
アゼルバイジャンでの再出発が確実になっている本田だが、ロシアメディア「スポーツロシア」はアゼルバイジャンメディアの報道を引用したうえで「ホンダはネフチに加えて、ベラルーシ、カザフスタン、トルコなどのクラブと交渉していた」と報道。欧州でのプレーを希望し、移籍市場が開いている国に幅広く交渉を持ちかけていたようだ。
本田は9日に自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送「本田圭佑『NowVoice』」(火曜午後7時)に出演した際にネフチ・バクーとの交渉を認めたうえで「僕の代理人がいろんな代理人に依頼していた可能性はある。とにかくプレーできる場所がなくて困っている状況は間違いなかったので、いろんな代理人に『オファーがあるならどこでもいいから持ってきてくれ』くらいのことを言うアプローチをしていたもしれない」と語っており、なりふり構わず欧州で移籍先を模索していた状況がうかがえる。
苦難の末に、ようやく新天地にメドが立った本田。目標とする東京五輪代表のオーバーエージ枠入りへ心機一転、再起を図ることになりそうだ。