【DDT】会見で惨劇 EXTREME王者“スーパーハードコア勝俣”がクリスをKO!

勝俣が(右)とクリスをKO

DDT14日後楽園大会でクリス・ブルックス(29)とのV2戦に臨むDDT EXTREME級王者・勝俣瞬馬(28)が、10日の調印式で“KO”した。

同王座戦は対戦相手を有刺鉄線棺桶に入れフタをすれば勝利が確定する「有刺鉄線棺桶デスマッチ」として行われる。勝俣が提案したルールのはずだったが、この日の調印式にはなぜか王者の姿はなし。クリス1人で進められた。

勝俣不在に不満顔のクリスは「(日本語で)カツマタ、ドコニイマスカ? 遅れたのか、怖気づいたのか…。まあ4日後にはタイトルを奪って公衆の面前で大恥をかかせてやる。今まで勝俣は一度も僕に勝ったことがないしな」と挑発。ルールに関しても「自分にとって有利だ。イギリスではデスマッチを経験してきている。勝俣は口ではなんやかんや言っているが、有刺鉄線は痛いから嫌いなはずだよ」と自信をのぞかせた。

結局挑戦者の調印のみで会見は終了…と思われたその時、ピエロ風のメイクを施した“スーパーハードコア勝俣”が登場。勝俣はクラッカーでひるませると、金的攻撃、さらにクリスの口内でクラッカーを発射し悶絶させる。拇印で調印を済ませると、ベルトを掲げながらクリスを踏みつけ、無言のまま退場した。調印式での“奇襲”により両者の因縁は深まり、後楽園決戦はますます不穏な空気が漂ってきた。

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