巨人の元木大介ヘッドコーチ(49)が10日のソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)後、野手の入れ替えを明かした。
チームはオリックス(12、13日=京セラドーム)、阪神(14日=甲子園)とのオープン戦に向け、11日に大阪へと移動。元木ヘッドは「(大阪は)ナカジ(中島)だけ。亀井は名古屋(16日=中日戦)予定」と“時間差”での合流を明言した。
代わって陽岱鋼と石川が二軍調整となった。同ヘッドは「(2人が)調子悪いとかじゃなくて、打席数が減ってきているので。二軍に落ちるというよりも、下で試合に出て調整してきてとお願いした」と説明した。
当初は亀井も大阪から一軍合流のはずだったが、この日、出場予定だった二軍DeNA戦(ジャイアンツ球場)前、ふくらはぎにボールが当たったため、大事をとったという。
あくまで打席数の関係とはいえ、今季、背水の覚悟で臨んでいる陽岱鋼、石川にとって、この段階での二軍合流は不本意なもの。ファームで打棒を復活させ、早期の一軍再昇格を目指す。