「カメラ女子」関内に来て 横浜観光促進へDeNAなど4社が共同企画

横浜ベイホテル東急で「カメラ女子」向けの撮影会を開く

 ディー・エヌ・エー(DeNA、東京都)など4社は10日、横浜・関内周辺の観光促進策として、ベンチャー企業とともに「カメラ女子」向けの企画を始めると発表した。まずは今月13日、みなとみらい21(MM21)地区の横浜ベイホテル東急で撮影会を開催する。

 DeNAと京浜急行電鉄(横浜市西区)、三井不動産(東京都)、東急(同)が、カメラ愛好家の女性向けサイト「カメラガールズ」を運営するビートル(同)と企画した。同社のアイデアが、4社による関内地区活性化策の募集プログラムで採択された。

 同サイト内に「横浜関内カメラガールズ」と題したコミュニティーを立ち上げ、参加者を募っている。横浜ベイホテル東急での撮影会を皮切りに、来月17日には京急線日ノ出町駅近くの飲食施設「日ノ出町フードホール」で、フォトブック用の棚を作るイベントを行う。

 以降も、三井不グループなどが開発した商業・文化施設「北仲ブリック&ホワイト」での写真展示会などを計画しているという。

 担当者は「若年層の女性を中心に『カメラを持って歩きたくなる街』として関内エリアの魅力を発信したい」としている。

 三井不などの4社を含む8社の共同事業体は、2025年中に関内駅前の旧横浜市庁舎跡地で超高層複合ビルを開発する。

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