【明治安田生命レディス】渋野は初日の黄金世代ペアリングに「ギャラリーがいれば…」

渋野日向子

国内女子ゴルフの「明治安田生命レディス」(12日~、高知・土佐CC)に向け、渋野日向子(22=サントリー)が11日、前日会見に臨んだ。

昨年は中止となったため、2年前となる前回大会は渋野にとってシーズン初戦。プロとしてツアー2試合目で初の予選通過を果たし、6位に食い込んだ。

最終日は最終組の1つ前で優勝した鈴木愛(26=セールスフォース)、大山志保(43=大和ハウス工業)という歴代女王とのラウンド。「偉大な方たちと回れるとは思わず、勉強したい気持ちでした。お2人のファンの方が私にも〝頑張って〟〝ナイスバーディー〟と言ってくださって、めちゃうれしかったです」

渋野はこの年、ツアー初優勝、さらに「AIG全英女子オープン」での海外メジャー制覇など大きく飛躍。その第一歩となっただけでなく、ギャラリーの大切さを肌で感じた大会でもあった。

今年は残念ながら無観客での開催。初日は原英莉花(22=日本通運)、勝みなみ(22=明治安田生命)と黄金世代を代表する3人のペアリングとなり「ギャラリーがいればという組み合わせなんですけど、切磋琢磨して頑張れたらいいなと思います」。

初日はユーチューブで渋野らの組がスタートする10分前の午前9時30分から競技終了まで中継が行われる。東日本大震災から10年という「特別な1週間なので、自分のプレーで元気になってもらえたらいいなと思います」。画面の前のファンを魅了する活躍を誓った。

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