都心のオフィス空室率、5%超に

5区平均、6年ぶり高水準

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 三鬼商事が11日発表した2月末時点の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス平均空室率は、前月比0.42ポイント上昇し5.24%だった。新型コロナウイルス流行の影響で12カ月連続で悪化した。2015年4月(5.34%)以来、約6年ぶりの高水準となり、節目の5%を上回った。

 三鬼商事の担当者は「今後も悪化が続きそうだ」と分析。3.3平方メートル当たりの平均賃料は0.84%安い2万1662円と、7カ月連続で下落した。空室率が5%を超えると、ビルのオーナーよりも借りる側の企業が有利になると言われており、賃料の下落が加速する可能性が出てきた。