陰謀論? 舛添要一氏のコロナ大量死は「人口調整機能」ツイートが物議

舛添要一氏

前東京都知事の舛添要一氏(72)の見解が物議を醸している。10日にツイッターで「新型コロナウイルスによる死者が、世界で260万人を超えた。歴史を振り返ると、戦争と疫病が人類の大量死の原因だ。それは、ある意味で人口調整機能でもある」と指摘したのだ。

特に危険なのが「人口調整機能」という表現。フォロワーからは「こんな考えの人が都知事じゃなくて良かった」「人口調整機能というのは危険な考えですよ」「ご自身のご家族がコロナで亡くなっても、同じことが言えますか?」とツッコまれた。

舛添氏は、新型コロナ対応にあたる厚労相を2007~09年に務めただけに、新型コロナに対する関心は強い。ツイッターでも連日のように見解を発信している。

だが、短文のツイッターでは「人口調整機能」の真意は分かりづらく、フォロワーから批判された。

また、戦争やテロ、疫病、天災などは、ネット上でしばしば陰謀論と結び付けられる。「人口調整機能」に対し、フォロワーからは「ここ数年台頭した国家・民族的エゴイズムに対する『神罰』ではないかと、考えています」「そんな事思っても言っちゃダメだろ(笑)」と一定の理解を示すツイートもある。

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