小説「日本沈没」が脳裏よぎる

菅元首相、福島原発事故で

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 東日本大震災発生時に首相だった立憲民主党の菅直人最高顧問は11日、東京都内のイベントで、東京電力福島第1原発事故が発生した際に「日本人が全員海外に逃げる、小松左京氏の小説『日本沈没』のような最悪なイメージが最初に頭に浮かんだ」と振り返った。

 菅氏は、事故が拡大すれば、東京都を含め半径250キロ圏内の住民が避難対象になる恐れがあったとした上で「いくつかの偶然を含めて神のご加護があった」と指摘した。福島第1原発の廃炉作業が終わり、原発付近が更地になるには「下手すれば1世紀はかかると思う」との見通しを示した。