細田佳央太が「ドラゴン桜」で東大クラスの昆虫好きな生徒に。体重増量&短髪で役づくり

細田佳央太が、TBS系で4月スタートの連続ドラマ「ドラゴン桜」(日曜午後9:00、開始日未定)に、東大クラス“東大専科”の生徒役として出演することが分かった。

同作は、2005年7月期に金曜ドラマ枠で放送され、社会的ブームを巻き起こした「ドラゴン桜」の続編となる新シリーズ。原作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で人気連載中の三田紀房氏による「ドラゴン桜2」で、10年ぶりに龍山高校に戻って来た元暴走族で弁護士の桜木建二(阿部寛)と、生徒たちの東大受験までの新たな物語が展開。前作の15年後を描く続編ではあるが、今の時代の「日曜劇場」枠でやるべきエッセンスを入れたドラマオリジナルの物語が予定されている。また、桜木の教え子だった水野直美(長澤まさみ)が、今作では16年の時を経て、生徒たちを導く側に立つ。桜木との新たなコンビネーションをどのように見せてくれるのかも見どころだ。

南沙良に続き、“東大専科”生徒役の2人目として発表された細田は、ある問題を抱え周囲から孤立しているものの、昆虫が大好きな心優しき生徒・原健太を演じる。2019年に公開された石井裕也監督の映画「町田くんの世界」で、1000人以上の中からオーディションで選ばれ主演を勝ち取った実力派俳優の細田は、その後も数々の名だたる映画監督の作品に出演し、今夏には沖田修一監督の映画「子供はわかってあげない」の公開も控えている。そんな細田演じる原が、どのように“東大専科”に入るのか? 彼に隠されたある秘密にも注目だ。

「日曜劇場に出演することが一つの目標だったので、オーディションを経て、健太役に選んでいただけたと聞いた時はとてもうれしかったです」と出演の喜びを伝える細田は、「僕が演じる原健太は、ある問題を抱えている少年です。僕自身もそうですが、普段の生活の中で、他人と比べて劣等感を抱いてしまったり、何らかの壁があって生きづらく感じたりすることもあると思います。しかし、だからといって自分の夢ややりたいことを、決して諦めたくはありません。このドラマをご覧になって、また、健太という役を通して、どんなに高い壁があったとしても、夢をかなえるために頑張ろう!と前向きな気持ちを持っていただけたらうれしいです」と役柄と自らの心情を重ね、熱い思いを伝える。

そして「監督とお話し、健太のイメージに近づけるように(体重を)増量し、これから髪も短く切って撮影に臨みます。外見を変えることでの役作りは初めてで、身が引き締まる思いです。一つ一つ丁寧に演じることを心掛けて頑張ります。ぜひ、ご覧ください!」と役作りに励んでいることを明かしている。

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