V6も〝陥落〟 デビュー記念日11月1日に解散&森田剛退所 

ジャニーズ事務所

V6も〝陥落〟 デビュー記念日11月1日に解散&森田剛退所

ジャニーズ事務所のアイドルグループ「V6」がデビュー記念日の11月1日をもって解散することが分かった。同時に森田剛(42)は事務所を退所する。12日、事務所の公式サイトなどで発表した。

1995年に結成、シングル「MUSIC FOR THE PEOPLE」でデビューしたV6は昨年、25周年の記念すべき年だった。8月から全国ツアーの予定だったが新型コロナウイルスの影響で行えず、11月1日には〝聖地〟国立代々木競技場第一体育館で無観客配信ライブ「V6 For the 25th anniversary」を開催した。

V6は過去に何度か解散説が流れたことがある。しかし昨年8月、井ノ原快彦はテレビ番組で解散危機があったことを認めた上で「健康であってくれればグループは続く」などと存続を明言。そしてデビュー記念日に配信ライブ――ここ数年、ジャニーズでは解散や活動休止が相次いでいる中、V6のファンは胸を撫で下ろしていただろう。

ところが聞きたくなかった報告が12日、飛び込んできてしまった。公式サイトで午後4時半に「この度、V6は2021年11月1日をもちまして、解散いたしますことをご報告申し上げます。これまで26年に及ぶ活動を温かく見守り、応援してくださったファンの皆様、そして、叱咤激励とともにご支援くださった関係者の皆様に、心より御礼申し上げます」

メンバー間で解散の話が出たのは2019年春ごろ。デビュー25周年に向けて話し合う中で、その時にはメンバー全員が40代となることもあり、個々の人生について伝え合ったという。

その中で森田は「これからの人生、ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」と発言し、残りの5人もその思いを受け止めた。最終的にはメンバー全員に次のステップに挑戦したいという気持ちが芽生えたこと、「この6人でなければV6ではない」という思いから解散という決断に至った。

森田は以外はジャニーズに残留し、V6のグループ内ユニット「20th Century」(坂本昌行、長野博、井ノ原快彦)は存続、「Coming Century」(森田、三宅健、岡田准一)は活動終了する。

ジャニーズでは2016年にSMAPが解散したのを皮切りに、嵐は昨年末で活動休止、TOKIOは長瀬智也が脱退&退所と一時代を築いたグループに次々と異変が起きている中でのV6解散となった。

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