初の連ドラ出演で視聴者の反応が注目される奥平大兼

俳優の奥平大兼が、4月8日スタートのフジテレビ系ドラマ「レンアイ漫画家」に出演することを、各メディアが報じた。

同ドラマは、同名コミックが原作で、鈴木亮平演じる少女漫画家・刈部清一郎と吉岡里帆演じる崖っぷち女子・久遠あいこが繰り広げるラブストーリー。奥平は清一郎の高校生時代の役を演じるという。

奥平といえば、昨年公開の長澤まさみの主演映画「MOTHER マザー」で演技初挑戦にもかかわらず、日本アカデミー賞、ブルーリボン賞、キネマ旬報ベスト・テン、日本映画批評家大賞と新人賞の4冠を獲得した期待の新星。

台本を読んで、主人公の屈折した恋愛ぶりに「新鮮で面白くて。最初は演じる目線ではなく、純粋に台本を楽しんでしまいました」とコメントしている。

「17歳の奥平はドラマの中では最年少キャストなのだとか。『MOTHER』を見ていなかった人で、同ドラマを見る人も多いはずだが、奥平の天才的な演技に仰天する人も多いのでは。登場回のネットでの反応が注目される」(芸能記者)

長澤はブルーリボン賞で主演女優賞を受賞。奥平とは“親子受賞”となったが、同賞を主催する在京スポーツ紙7紙のインタビューで、奥平のことを、「不思議な面白い子。何年も仕事をしているような感じで、これからみんなの期待に応えてくれると思う」と評している。

「子役あがりだと小手先のテクニックに走る子が多いが、奥平は現場で教えられたことや感じたことをそのまま演じていたようで、そのあたりの肝の座り方で関係者を驚かせた。『レンアイ』では演技派で知られる鈴木と共演。鈴木は後輩達に丁寧に演技指導することでも知られているので、奥平も鈴木から多くのことを学べる現場になりそうだ」(テレビ局関係者)

俳優としての成長が加速しそうだ。

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