J1浦和は12日、元日本代表MF柏木陽介(33)がJ3岐阜に完全移籍すると発表した。
柏木は沖縄キャンプ中の先月4日、チームが新型コロナウイルス感染防止の観点から外出禁止を求めていた中、元日本代表FW杉本健勇(28)とともに飲酒を伴う外食をし、クラブから厳重注意と罰金処分を受けた。柏木は昨年に続く再犯だったため、リカルド・ロドリゲス監督(46)は柏木を「受け入れられない」と、チームへの合流を拒否していた。
柏木は浦和を通じ「改めまして、浦和レッズに関わる全てのみなさまに、ご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。昨年も自覚を欠いた行動を起こしたにも関わらず、今回新監督と一緒にチーム一丸となって開幕を迎えなければならない大事な時期にチームの和を乱す行為を行ったことを深く反省しています。本当に申し訳ありませんでした」と反省の弁を述べた。
その上で「今日で浦和レッズを離れますが、FC岐阜でサッカー選手として、人として成長し、これまでの弱い部分を克服して、また埼玉スタジアムでプレーできるように努力します。本当にありがとうございました」などとコメントした。