広島「変幻自在」クリーンアップ導入も 中心は松山、鈴木誠、西川の3人が

型にはまらないオーダーを模索する広島・佐々岡監督

広島のクリーンアップが流動的になる可能性が浮上した。雨天中止となった12日の日本ハムとのオープン戦(マツダ)ではこれまでの松山竜平外野手(35)から一転、今年初めて4番に西川龍馬内野手(26)が起用される予定だった。

この抜てきの意図について佐々岡監督は「打順を固定というのではなく、いろいろなことをやってみようかなと」と説明。朝山打撃コーチも「誰が3番、4番、5番というのを完全に決めるのではなく流動的になることもある。誰がどこにはまっても打てる選手が多いので」とプランを明かした。

4番としては松山、西川、鈴木誠也外野手(26)の3人が候補となる。昨年も経験している西川は「4番とは思っていない。『4番目に回ってくる』くらいの気持ち。チャンスでまた違う力の入り方だったりするので、冷静に入るようにはしている」と話していた。

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