アルプスアルパインがIoTサービスで位置情報技術プロバイダーのスカイフックと提携

ボストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 電子部品と車載情報機器を製造するアルプスアルパイン株式会社は、位置情報技術の世界的独立系リーダー企業のスカイフックを位置情報サービス・プロバイダーに採用しました。アルプスアルパインは今後、スカイフックのプレシジョン・ロケーション位置情報技術を自社のIoTデバイスやサービスに活用します。

アルプスアルパインの電子部品に関する豊富な経験がスカイフックの広範な位置特定能力と組み合わされることで、アルプスアルパインは、デバイスを管理して操作するために正確な位置情報を必要としている企業や機関に、優れたユーザーエクスペリエンスを提供することが可能になります。

アルプスアルパインのIoT産業への関与は広範囲に及び、スカイフックの技術を採用することで、顧客は使用するIoTデバイスから正確な位置情報を確実に受信できます。

スカイフックの能力は、地下トンネルや人口密度の高い都市部などの環境的障害がある場合にも、正確な位置情報を提供できます。これは、資材の効率的輸送の分析、サプライチェーンの適時性の確保、倉庫内の大型パレットや容器の位置把握の際に非常に役立ちます。この能力は、アルプスアルパインのデバイスやその顧客にとって有益です。スカイフックのプレシジョン・ロケーション・ハイブリッド位置特定システムはWi-Fi、GNSS、携帯電話の3つの信号を利用してデバイスの位置を特定し、資産トラッカーのようなあらゆるデバイスの位置をあらゆる環境で特定できるようにします。このソリューションは、12バイトのデータしか使用しないシグフォックスなどの限られたLPWANネットワークにおいて、デバイスの位置を特定する能力を極小の消費電力で提供し、デバイスは1個のバッテリーで長時間動作可能です。

アルプスアルパインの技術副担当兼新事業担当兼技術本部副本部長で取締役常務執行役員の遠藤浩一は、「スカイフックが提供する高精度の位置情報は、寿命の長い当社IoTデバイスの価値を高めるとアルプスアルパインは考えています」と述べています。

スカイフック最高経営責任者(CEO)のCraig Waggyは次のように述べています。「アルプスアルパインと提携してスカイフックのハイブリッド位置情報システムを数々の製品向けに提供することを誇りに思います。スカイフックの中核的サービスである正確で資源効率の高い位置情報サービスは、IoTデバイスやサービスに大いに役立ちます。」

スカイフックについて:

スカイフックは位置情報技術の世界的な独立リーダー企業であり、地理的に51億カ所以上のWi-Fiホットスポットと2億カ所の基地局で構成される世界最大の独立位置情報ネットワークを運用しています。スカイフックは数100億件の位置情報トランザクションを処理し、デバイス、アプリ、ウェアラブル、ブランド、広告プラットフォームに高精度で正確な位置データと参考情報を提供しています。スカイフックは親会社のスカイフック・ホールディングスを通じ、リバティー・ブロードバンド・コーポレーションの完全子会社として事業を行っています。詳細については、www.skyhook.comをご覧ください。

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