ついに演技に向き合い本気を出せることになった森田剛

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人気グループ・V6が、今年11月1日のデビュー記念日をもって解散、メンバーの森田剛が同日以降、事務所を退所することが12日、ジャニーズ事務所の公式サイトで発表された。

同サイトによると、2019年春頃より、デビュー25周年に向けて6人で話し合う機会が増え、森田が「これからの人生、ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」と発言したのがきっかけだったのだとか。以降、全員で話し合いを重ね「全員で今回の結論を導き出しました」と経緯を説明している。

一部では、森田の妻で女優の宮沢りえも退所への決断を後押ししたという報道もある。

これまでの俳優としての森田の活動だが、1996年、藤子不二雄原作のテレビ朝日系ドラマ「シャドウ商会変奇郎」に主演。97年にNHK大河ドラマ「毛利元就」で主役の少年期(松寿丸)・青年期を演じた。

2005年に劇団☆新感線の舞台「荒神~AraJinn~」で舞台初主演を務めたが、その後、森田の今後に大きな影響を与える出会いがあった。「10年に主演した舞台『血は立ったまま眠っている』で演出の蜷川幸雄さんに徹底的に鍛えられた。これまでも自分が抱いていた芝居への概念をすべて壊されるような壮絶な体験だったようで、以後、本気で芝居に向き合うようになったようだ」(演劇担当記者)

11年には主演を務める舞台「金閣寺」が、アメリカ・ニューヨークのリンカーンセンター・フェスティバルで上演。

16年公開の映画「ヒメアノ~ル」で単独での映画初主演をつとめ、猟奇的な殺人犯役を演じ、すさまじい演技力をみせつけた。

ジャニーズ退所後、宮沢との夫婦共演が実現するかもしれない。

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