少年隊・錦織一清 舞台演出中も “危険” ギャグ連発 「名前は言えない」大物芸能人もネタに

前川優希(左)と錦織一清

少年隊の錦織一清(55)が演出を手掛ける舞台「畠中恵『しゃばけ』シリーズ Presents シャイニングモンスター ~ばくのふだ~」(13~21日)のゲネプロが12日、東京・渋谷にあるCBGKシブゲキ!!で行われ、昨年大みそかにジャニーズ事務所を退所して以来、初めて公の場所に姿を見せ、主演の前川優希(23)らとともに意気込みを語った。

同舞台は畠中恵氏の大ヒットファンタジー時代小説「しゃばけ」が原作で、毎日ストーリーの異なる「シャイニング編」と「シャドー編」が上演される。

演出家としてゲネプロを見守った錦織は「なるべく舞台をカジュアルに作っていきたい中、若い人たちといいお芝居が出来上がった」と上機嫌。ゲネプロ中、アドリブが飛び出すたびに客席後方で大声で笑っている姿が象徴的だ。

一方、出演者たちは主演の前川が「稽古中からずっと笑わせてもらった」と話すように、終始和やかな雰囲気で稽古に取り組めたという。というのも、錦織のギャグが炸裂しまくったからだとか。

「錦織さんは大のギャグ好き。少年隊としてトップアイドル時代ら、ギャグを飛ばす人で、バラエティー番組じゃないのにギャグを飛ばすものだから、カットされまくっていたというのは有名な話。今回の舞台でも稽古中からギャグを飛ばしまくって出演者たちを笑わせ、錦織ワールド全開だった」(舞台関係者)

ときどきリップサービスで「名前は言えない」(前川)というほどの芸能界の超ビッグネームをギャグのネタにして、若い出演者たちを困らせていたのはご愛嬌だ。前川が「まさか、錦織さんと演技についてディスカッションできるとは…。こういう雰囲気を作ってくれたおかげ」というように、演者との距離感を感じさせないのが演出家・錦織の真骨頂なのかもしれない。

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