2021年2月18日(木)の世界初公開から多くの反響を呼んでいるホンダ 新型ヴェゼル。当初はデザイン面に批判的な声が集まるも「何だかんだかっこいい」という声のもと、多くの予測記事などから「予想より安そうだから買う」とするユーザーの声がちらほら存在している。では、果たして購入検討者たちの間では実際にどのくらいの価格帯なら「買う」となるのか、早速アンケートをとってみた。
購入検討者たちは実際いくらなら「買う」?
発表直後は、デザイン面において批判的な声が多数を占めた新型ヴェゼルながら、時間の経過とともに、新たに「見慣れてきた」といった意見も出てきた新型ヴェゼル。現時点で価格などの詳細は未公表ながら、多くの予測記事などから「予想していたよりも価格上昇は抑えられていそうだから検討する」としたユーザーの声が実際にちらほら見受けられた。
では、購入検討者たちはどのくらいの価格帯ならば実際に新型ヴェゼルを「買う」となるのか? MOTAではTwitterアンケートでユーザーの求める価格帯について調査した。
選択項目は以下の4つ。
1. ~200万円
2. 200~250万円
3. 250~300万円
4. 300~350万円
※アンケート測定期間:2021年3月9日(火)~3月12日(金)/測定方法:MOTA編集部公式Twitter
SNS上でのみんなの声は?
先代から価格帯が大きく乖離しなければ人気は継続か!?
Twitterアンケートの結果、最も高い割合を占めたのは全体の40%で「250~300万円」、次いで「200~250万円」が32%、「300~350万円」が16%、「~200万円」が12%という結果となった。
全体でトップとなった「250~300万円」は、先代(初代)ヴェゼルのグレードでみると、ガソリンモデルではエントリーグレードの「X(211万3426円~)」と最上級グレードの「TOURING Modulo X(352万8800円)」を除く中間層のグレードに相当するほか、ハイブリッドモデルでは最上級グレードの「HYBRID TOURING Modulo X(346万7200円~361万7900円)」の一部を除いたすべてのグレードに相当する。
やはり購入検討者からは、先代の価格帯から大きく乖離するのは望まれていないと取れる。
また、コンパクトSUVのライバル勢とも比較してみると、トヨタ ヤリスクロスではすべてのハイブリッドモデルが「250~300万円」に収まるほか(ガソリンモデルでは250万以下に収まる)、日産 キックスe-powerに至っては、ガソリンモデルの設定なしで基本的にワングレード展開の275万9900円~286万9900円の為、最も高い「AUTECH(311万4100円)」以外のすべてが当てはまる状況だ。
ライバルと同価格帯ながら、取り回しの良いボディサイズと優れた居住性や高い質感に秀で人気を得ていた先代ヴェゼル。それらを継承する新型も「250~300万円」といった価格帯から大きく乖離しなければ引き続き人気を博する要素を備えていると考えられる。
ディーラーではすでに先行予約を開始
2021年3月上旬、ホンダディーラーではすでに先行商談会を開始。価格も判明している模様だ。
Twitter上では早くも「見積もりを取りに行った」、さらには「契約してきた」という声もちらほら存在している。中には「先行予約枠入ることができれば5月納車も可能」といった声も。
2021年4月に正式に発売開始予定の新型ヴェゼル。果たして先代同様人気モデルとなることは出来るのか? 正式発売が待ち遠しいところだ。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]