国内女子ゴルフの「明治安田生命レディス」2日目(13日、高知・土佐CC=パー72)、3位から出た稲見萌寧(21=都築電気)が7バーディー、1ボギーの66で回り、10アンダーで単独首位に躍り出た。
正午時点で風速10・9メートルの厳しいコンディションにこの日のアンダーパーは出場120人中12人。稲見は「台風みたいな強風でした」としながらも快調にバーディーを重ね、ベストスコアをマークした。
2位とは3打差。有利には違いないが、最終日は追われる立場の重圧もかかる。それでも、強心臓の21歳は「緊張するタイプではないし、自分にはプレッシャーがあった方がいいですね。重圧がかかるほど、力を出せると思っています」。
一昨年の初Vは最終ホールでバーディーを奪っての決着。昨年の2勝目は上がりの連続バーディーで追いつき、プレーオフを制した。本人の言葉通り、プレッシャーをものともしない勝ちっぷり。今回も勝負強さを見せつけるつもりだ。