北海道産素材 家具50点を展示 諫早にカンディハウスコーナー

北海道産の木を使った家具が並ぶカンディハウスコーナー=諫早市、イズミファニチャー

 家具製造販売のカンディハウス(旭川市、藤田哲也代表取締役会長)は13日、八王子市、金沢市に次ぐ国内3店舗目のエリアパートナーショップとして、長崎県諫早市福田町のイズミファニチャー内に常設コーナーをオープンした。
 直営店がない地域の特約店として、デジタルツールやオンラインを活用した接客などの営業サポートを実施。1県1店舗の展開を目標に、6月までに全国約10店舗の出店を目指す。
 約100平方メートルに、国内の自社生産家具約50点を展示販売。北海道産のナラやタモ、カバを使ったデザイン性の高い椅子やダイニングテーブル、ソファなどが並ぶ。オーダーも受け付ける。厳しい寒暖差の中で育つ北海道産の広葉樹は木目が美しく、強度があることで知られる。同社では優れた素材や構造、デザインの家具を創出し、生活の質を上げる提案をしている。
 藤田会長は「幅広いアイテムを取り扱うライフスタイルショップに、当社のスタイルが加わることで、さらなる心地よい暮らしを提案できれば」と話した。

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