ロッテ・佐々木朗希 19日巨人戦に登板も 井口監督「週末に2イニングいけたら」

2度目の登板が見えてきたロッテ・佐々木朗

ロッテ・井口資仁監督(46)が13日、前日12日に堂々の実戦デビューを飾った最速163キロを誇る高卒2年目右腕・佐々木朗希投手(19)の今後の起用法について語った。

12日に中日とのオープン戦(ZOZOマリン)でついにベールを脱いだ佐々木朗。6回に2番手で登板し、4番・ビシエドの見逃し三振を含む2番からの上位打線を三者凡退に仕留めた。全12球中11球が直球で今季最速の153キロを計測するなど、非凡な能力を見せつけた。

そんな衝撃のデビューから一夜明けた13日、井口監督は佐々木朗の状態について「しっかりと体的には大丈夫ということなので」と問題なしを強調。その上で「まだ最終決定はしていないが、来週あたりの週末になると思うが、2イニングぐらいいけたらいいなというふうに(考えている)、これからですね」と期待を寄せている。

次回も一軍登板予定で20日からのDeNA2連戦(横浜)が濃厚だが、順調なら19日の巨人戦(東京ドーム)の可能性もありそうだ。

その後、実戦3戦目は3イニングと、慎重に段階を踏みながら1イニングずつ伸ばしていく予定で「当然、開幕はしているので、下でのゲームにはなると思う」という。

気になるのは実戦初先発デビューのXデーだが、3イニングとなれば先発登板となるのかの問いに指揮官は「ファームも、もうゲームも始まってくるので、先発になるのか、途中からになるのか、分からないけど、イニングを増やしながらになると思う」と慎重に説明した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社