ミャンマーのヤンゴン一部戒厳令

抗議デモで銃撃38人死亡

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ミャンマー・ヤンゴンで負傷した男性を囲むデモ参加者ら=14日(AP=共同)

 【ヤンゴン共同】クーデターで全権を掌握したミャンマー国軍は14日、最大都市ヤンゴンの2地区に戒厳令を発令した。複数の地元メディアによると、ラインタヤ地区では同日、治安部隊の銃撃を受けるなどし、抗議デモの参加者ら20人以上が死亡した。他の地域でも死傷者が相次ぎ、人権団体の集計によると、1日の犠牲者数としてはクーデター以降最多と並ぶ38人が死亡した。犠牲者は累計120人を超えた。

 戒厳令はクーデター後初めて。国軍は最高意思決定機関「国家統治評議会」を設置し、クーデターを正当化してきたが、憲法重視を転換した。2地区では国軍が行政、司法権限を行使することになる。