大相撲春場所初日(14日、東京・両国国技館)、横綱白鵬(36=宮城野)が小結大栄翔(27=追手風)を寄り倒して白星発進した。
昨年は春場所で44回目の優勝を果たす一方で、5場所のうち4場所で休場。横綱審議委員会からは横綱鶴竜(35=陸奥)とともに史上初の「注意」を決議された。再起を目指していた1月の初場所は新型コロナウイルスに感染して全休。不運も重なって苦しい立場に立たされている。
取組後は報道陣の取材には応じず、国技館から引き揚げた。場所前にはメディアの取材に応じていたが、この日は一転して〝拒否〟の姿勢。これも気合の表れなのか、それとも相撲内容に納得がいかなかったのか…。2日目以降の動向に注目が集まる。