マリナーズ・菊池が圧巻の奪三振ショー 危なげない投球で4回途中2安打1失点6K

菊池雄星

マリナーズの菊池雄星投手(29)は14日(日本時間15日)にアリゾナ州ピオリアで行われたブルワーズとのオープン戦に先発し、3回1/3を2安打1失点、6三振1四球だった。打者13人に65球投げた。試合は8回制でチームは5―4で勝った。

圧巻の奪三振ショーの幕が上がったのは2回無死一、二塁だった。6番フィッシャー、7番グリーン、最後はマイナーの左打者を3者連続空振り三振。3回も先頭ナッティングハム、1番ウリアスから連続で空振り三振。5者連続三振を記録した。

4回に先頭ショーを四球で歩かせ、4番ロバートソンに遊ゴロを打たせた一死一塁で降板。スタンドからは大きな拍手が送られた。救援投手が打たれたため、1失点がついたが危なげなかった。

四球がきっかけで自滅していた昨年までとはまるで別人だった。今回の登板にあたり、10日(同11日)から4日連続でブルペンに入るなど調整も変えている。今季の菊池は期待できそうだ。

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