13日(日本時間14日)に米テキサス州ダラスで行われたWBA&WBC世界スーパーフライ級王座統一戦で、WBC同級王者のファンフランシスコ・エストラーダ(30=メキシコ)の6点差勝利と採点したジャッジが資格停止となった。WBAが14日(同15日)に公式ツイッターで発表した。
試合はエストラーダとWBA同級スーパー王者のローマン・ゴンサレス(33=帝拳、ニカラグア)が終始激しく打ち合い、採点は2―1で割れ、エストラーダが勝利。統一王者となった。
ただし、3人のうち2人のジャッジの採点は「115―113」でそれぞれエストラーダとロマゴンを支持したのに対して、カルロス・スクレ氏は「117―111」でエストラーダの勝利と採点した。
WBAのオフィシャル委員会は、試合内容とかけ離れたこの採点を問題視。スクレ氏を一時的に資格停止にしたことを発表した。
WBAによれば、同氏は採点についての弁明の機会が与えられるという。