朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ～ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ～ナのカフェボンボン」の本棚は、『 僕が一生付き合っていきたいパン屋さん。』。
雑誌「Hanako」の連載「まちをつなげるパン屋さん」がムックになりました。パンをこよなく愛する人、「パンラボ」主宰の池田浩明さんがおすすめのパン屋さんを案内します。
『Hanako特別編集 池田浩明責任編集 僕が一生付き合っていきたいパン屋さん。』
編：池田浩明
出版社：マガジンハウス
旅先でおいしいパン屋さんに出会うと、その町の何気ない日常にちょっとだけ触れることができたようで、とてもうれしくなります。
パンとの出会いを求めて日本中を旅する池田さんは、いままで千軒以上ものパン屋さんを取材してきたそうです。本書では、その膨大なパンデータの中から、池田さんがずっと付き合っていきたいと感じているパン屋さんを紹介。「職人技が光るパン屋さん」「自然派のパン屋さん」「地域密着が魅力のパン屋さん」「コーヒーと一緒に楽しむパン屋さん」「お取り寄せで楽しむパン屋」さんをテーマに、パンへの素敵な冒険へと案内します。
パン屋さんとの出会いの物語は読み応えがあります。陸前高田の人たちが待ちわびていたパン屋さんも載っています。この記事からはパンが好きなだけでなく「パンの力を信じている」という池田さんの想いがひしひしと伝わってきます。
それにしても、パン屋さんの店先って、どうしてこんなに魅力的なんでしょう。都会の路地裏のパン屋さん、海辺の町のパン屋さん、野原のなかのパン屋さん。店先の写真を見ながら、いつか店の扉を開けるときを想像しています。その周りに広がる風景も一緒に。大好きなパンを買った日は、それだけで幸せ。おいしいパンと出会えるときめきと喜びを感じます。
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ～ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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