PAOK香川が足首負傷 日本代表メンバー入りの可能性逃す?

香川真司

ギリシャ1部PAOKの元日本代表MF香川真司(31)が足首を負傷したと同国メディア「スポーツ24」が伝えている。

PAOKは14日(日本時間15日)のパナシナイコス戦に1―2で敗れたが、香川はベンチスタート。同メディアによると、12日の時点で足首に違和感はあり、チーム練習には参加せず、ジムで調整していたという。昨季所属のスペイン2部サラゴサ時代も何度か離脱している古傷だが、ベンチ入りしたように深刻な状態ではないとも伝えている。

PAOKはレギュラーシーズンを終えて勝ち点47の4位とし、上位6チームで争うプレーオフに挑む。首位オリンピアコスとは勝ち点差17と逆転は難しいものの、欧州カップ出場圏(3位以内)を目指しており、香川離脱はマイナスだ。

また、香川にとっても影響は出そうだ。ギリシャカップ準々決勝ラミア戦(3日)で初先発初アシストを記録。続くリーグ戦アリス戦(8日)も先発するなど、ようやくレギュラーの座をつかみかけたところでの足踏みは痛手だ。今週発表予定の日本代表メンバー入りの可能性もささやかれていただけに、せっかくの好機を逃したとも言えそうだ。

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