環境アセス巡り住民側敗訴 神鋼の石炭火力発電所計画

神戸製鋼所の子会社が神戸市灘区で建設計画中の石炭火力発電所2基について、環境影響評価(アセスメント)手続きに瑕疵があるにもかかわらず変更の必要がないとした経済産業省の確定通知は違法として、周辺住民ら12人が国を相手取り通知取り消しなどを求めた訴訟の判決で、大阪地裁(森鍵一裁判長)は15日、住民らに原告適格はないとして訴えを退けた。

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