宇都宮市とNEC、スマートシティ実現に向けて顔認証を活用した実証実験を開始

宇都宮市は、様々な大学・事業者で組織される「Uスマート推進協議会」を設立し、ICT(情報通信技術)を利活用した社会課題の解決や新たな事業の創出などを官民協働で行っている。具体的には、将来にわたって持続的に発展することができるスマートシティの実現に向け「ルネッサンス大谷の実現」「スマート・モビリティサービス」「スマート・エネルギーマネジメント」「スマート・ホスピタリティ」の4つのテーマでの取り組みを進めている。このほど、Uスマート推進協議会の構成団体である宇都宮市と日本電気株式会社(以下、NEC)は、スマートシティの実現に向けて顔認証などのICTを活用した実証実験を開始する。同実証実験では、スマートフォンアプリを通じた情報提供による街の回遊促進や、顔認証を活用したスムーズかつ非接触での施設入退場と買い物(決済)など、感染症対策に十分な配慮を行いながら便利で快適な中心市街地の形成につながる「スマート・ホスピタリティ」の取り組みを検証する。

  • スマートフォンアプリを活用した実証実験
  • 顔認証技術を活用した実証実験

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