【柔道】パワハラ疑惑浮上の全柔連…山下泰裕会長 自身の進退は「一切コメントしない」

全柔連

全日本柔道連盟(全柔連)は15日、オンラインで理事会を行い、前事務局長による複数の職員へのパワーハラスメント疑惑についての検討会議を開催すると決めた。

理事会内では、山下泰裕会長(63)から経緯の報告があった。中里壮也専務理事によると、職員に向けて説明した内容とほぼ同様で「お騒がせしましたってことで、お詫びしていました」と明かした。また、山下会長は自身の去就について「進退に対しては、一切コメントしないとコメントしていました」と話したという。

検討会議は「一連の対応を振り返って、問題点を整理し、今後の改善に向けた提言を行う」ことを目的に実施する。委員には、公益財団法人「21世紀職業財団」で会長を務める伊岐典子氏(64)や全柔連の評議員を務める坂本森男氏(66)などが選出された。

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