中日・大野雄 16日の巨人戦登板へ気合「すごく意識していかなければいけないチーム」

巨人戦へ調整を行った中日・大野雄

中日・大野雄大投手(32)が15日、ナゴヤ球場で行われた投手練習に参加。16日の巨人戦(バンテリンドーム)での登板について「塁上はにぎわせても点はやらないということを意識してやりたい」と意気込みを語った。

オープン戦初登板となった7日の楽天戦(同)では3回2安打無失点とまずまずの内容だった大野雄。一時は調整遅れも心配されたが「まだ万全という形ではないですけど、ただ順調にはきています」と開幕に向けて状態は上向きだ。

ホーム開幕戦となる30日の巨人戦での先発が有力視されているが「ジャイアンツというチームはセ・リーグで1番強いチーム。去年も独走されてますんで、そういう意味では今年すごく意識していかなければいけないチームだと思っている。明日はオープン戦だから別ですけどシーズンは入ったらすごく意識していくチームになると思います」と昨年のリーグチャンピオンを徹底マークするつもり。

売り出し中の巨人のルーキー・秋広については「いい振りはしているなと思いますけどね。まだ卒業して1週間、2週間の選手が一軍にいるというのはそれだけの選手だと思いますし、僕も対戦することがあれば、何か感じられたらと思います」と語った。

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