“大学8年生”土屋太鳳 心折れず卒業のウラにパパラッチとの「激闘」

根性で大学卒業を果たした土屋太鳳

現役の〝大学8年生〟でもあった女優の土屋太鳳(26)が15日、在学していた日本女子体育大学を4年留年したうえで卒業した。仕事との両立に苦労したが、持ち前の負けん気で勉強を続け、4年越しでようやく念願を果たした。これでパパラッチの追跡からもようやく〝卒業〟できそうだという――。

映画やテレビドラマで主演を務めるなど、売れっ子女優のイメージが強かったため意外と知られていなかったが、実は土屋は現役女子大生でもあった。

土屋は15日、インスタグラムで、学位記を手にしたはかま姿の写真を添えて卒業を報告。「8年間学んだ」と触れ、「大学で出会った方々、支えてくださった方々、近くで遠くで応援してくださったり 見守ってくださった方々、本当に本当に本当に…ありがとうございます」と感謝した。

2013年4月に日本女子体育大に入学して舞踊学を専攻。15年にはNHK朝の連続テレビ小説「まれ」でヒロインを務めるなどテレビや映画に大忙しで、学業との両立に苦労した。

4年制大学では一般的、最長で4度留年して8年生としてまで在籍可。それでも卒業できなければ除籍となる。

土屋は昨年6月にインスタで「大学のオンライン授業を引き続き受けていて 8年生で卒業がラストチャンスなので がんばってはいる」と記していた通り、卒業できるかギリギリだった。当時のインスタでは、リポート提出が思うように進まないようで「クヨクヨしたりピリピリしたりする」とも吐露。今年1月には「正直、卒業できるかは分からないけれど」と記していた。

近年の芸能界の〝大学生タレント〟では、女優の桐谷美玲(31)も珍しいケース。08年にフェリス女学院大学に入学し、2年間の休学を挟み、足掛け7年かかって15年3月に卒業している。

中退する〝大学生タレント〟が少なくない中、土屋は折れなかった。「太鳳さんは負けず嫌いなので、中退を良しとしませんでした。また、中退を選ばなかったのは厳格な母の教えもあったと聞きます」(知人)

4年越しでようやく卒業できたことで、週刊誌からの取材攻勢からも〝卒業〟となった。

「桐谷さんの卒業をめぐってもそうでしたが、土屋さんは人気女優のため、毎年のように週刊誌から〝今年は卒業できるか!?〟と取材され、追いかけられました。取材対象は大学関係者や友人にまで拡大。コロナ禍前は本当に通学しているか確認するため尾行もされていたようです」(関係者)

今年1月には一部で、土屋はすでに大学卒業をあきらめていると厳しく報じられたが、無事卒業できて、してやったりといったところか?

もっとも、卒業をめぐる取材攻勢からは〝卒業〟できたが、今度は熱愛をめぐって集中的に追われることになるかもしれないが…。

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