菜々緒 「ボス恋」ロケ現場を発見撮! 「顔小っちゃい!」の歓声上がる

スタッフと談笑し、笑顔で現場入りした菜々緒

「うわ~、顔小っちゃい!」「きゃ~、キレイ!」「かわいい~」。女優の菜々緒(32)が都内のロケ現場に現れると、通行人ややじ馬から思わず歓声が上がる。

16日に最終回が放送される火曜ドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS系)撮影現場の一コマだ。待ち構える本紙カメラの前に登場した菜々緒は、スタッフの女性らと楽しく談笑し、笑顔が絶えない。

劇中ではファッション誌「MIYAVI」の最年少編集長・宝来麗子役として、肩で風を切って歩いていた。映画「プラダを着た悪魔」に出てくるファッション誌「ランウェイ」のやり手編集長ミランダ・プリーストリーをほうふつさせる演技は、まさに和製メリル・ストリープともいえる迫力だ。

だが、素顔は全く別。菜々緒は通行人の呼びかけに気軽に応じ、頭を下げる気さくな人柄だ。トップ女優のおごりはかけらもなく、周囲に気遣いできる性格の良さがにじみ出ている。このあたりが人気の秘訣なのだろう。

12日放送の「ぴったんこカン・カン」(同局)では、芸能界一当たると評判の覆面占い芸人ゲッターズ飯田(45)に「根がふざげている」「サービス精神にあふれている」「2~3年前から仕事に飽きて迷走しているが、今年から9年間突っ走る」と指摘された。明るい性格で仕事は絶好調のようだ。

コロナ禍の中で撮影を続ける同ドラマは、台本の出来が遅れ気味らしく、放送の間際まで“撮って出し”の状態が続いた。連日の撮影・編集作業にキャストもスタッフも疲労困ぱいだろうが、ゴールまであと少しだ。

最終回、奈未(上白石萌音=23)は潤之介(玉森裕太=30)と別れた“ロス”を乗り越えられるのか。心の隙間を埋めるのは先輩の中沢(間宮祥太朗=27)なのか。麗子(菜々緒)が去り、ピンチを迎える編集部の運命は…。

昨年、大ヒットした「恋はつづくよどこまでも」のスタッフが集結して製作された同ドラマは、前作の最終回視聴率15・4%を超えることができるのか。(数字はビデオリサーチ、関東地区調べ)

16日は萌音、菜々緒、玉森が、朝から同局の「あさチャン!」「グッとラック!」「ひるおび!」「ゴゴスマ」「Nスタ」をジャックする予定。

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