「ロナウド獲得のユーヴェに感謝すべき」 カペッロがセリエAを斬る

ユヴェントスからの退団説が浮上しているクリスティアーノ・ロナウド。

そうしたなか、かつて監督としてユーヴェを指揮した経験を持つファビオ・カペッロ氏の発言が話題になっている。

『Sky』の放送で、ロナウド獲得によるセリエAの恩恵、そして、ユーヴェが抱える問題のポジションについて、こう語ったという。

ファビオ・カペッロ

「ロナウドはセリエAにとって重要だった。

彼がユヴェントスに加入した時、誰もがイタリアサッカーを話題にしたものだ。

我々は世界で3番目か4番目に重要なリーグになったし、他の全てのセリエAクラブはロナウド獲得による恩恵を受けた。

ユヴェントスに感謝しようじゃないか。イタリアサッカーはロナウドのおかげで世界中に拡散されたんだからね」

「とはいえ、このチームはチャンピオンズリーグを優勝する(するべき?)チームだ。

マッシミリアーノ・アッレグリがCL決勝に2度到達させた時は中盤が違っていた。ユヴェントスの問題は中盤にある」

「ロナウドがポルト戦でひどいプレーだった理由?

ポルトガルのクラブとの対戦に少しプレッシャーを感じてたからかもしれない。

それに、彼をよく知る元チームメイトのペペとも対戦することにもなった。

だが、問題は彼が(中盤からの?)奉仕を受けられなかったことだ」

ロナウド獲得はセリエA全体に恩恵をもたらすものだったと指摘。

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そのうえで、今のユーヴェは中盤に問題を抱えていると見ているようだ。

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