葛飾北斎の名作『冨嶽三十六景』をイメージした色鉛筆「江戸をぬりつぶせ!HOKUSAI色えんぴつ」発売開始!

Webメディア『和樂web』は、 株式会社フェリシモの「フェリシモミュージアム部™」の「500色の色えんぴつ」とコラボレーションしたスペシャルエディション商品「江戸をぬりつぶせ!HOKUSAI色えんぴつ【20/500 COLORED PENCILS】」を、 2021年3月16日(火)よりフェリシモのカタログ・Webサイトにて発売開始。

「20/500 COLORED PENCILS」とは、 500色の中から、 テーマをもって選んだ20色のセット。 今回は、 浮世絵師・葛飾北斎の名作『冨嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)』の3大傑作をイメージした20色を、 和樂web編集部がセレクト。

2020年5月、 和樂webのTwitter公式アカウントで「北斎が使っている色で、 何かおもしろい企画はできないか?」とつぶやいたところ、 フェリシモミュージアム部公式アカウントから「500色の色えんぴつで、 北斎の色を一緒に探しませんか?」とメッセージが。このやりとりをきっかけに、 フェリシモミュージアム部のみなさんと、 和樂web編集部でアイデアを交換しながら、 葛飾北斎の名作をイメージした色鉛筆の制作をスタート。 葛飾北斎による富士山をモチーフにした連作『冨嶽三十六景』のうち、 3大傑作をピックアップし、 象徴的な色を選んだとのこと。

日本を代表する浮世絵師であり、 世界で最も有名な日本人、 葛飾北斎。 19歳で画業を志し、 90歳で亡くなるまで、 生涯をとおして3万点以上もの作品を残したといわれている。そんな北斎3大傑作『神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)』『凱風快晴(がいふうかいせい)』『山下白雨(さんかはくう)』から生まれた商品が「HOKUSAI色えんぴつ」だ。 それぞれの作品から象徴的な色を抽出し、 和樂web編集部が20色を厳選。 北斎のダイナミックな構図を味わいながら、 塗り絵を楽しめるセットをつくったとのこと。

色選びのモチーフとなった作品、 1つ目は『神奈川沖浪裏』。 北斎の作品の中でも、 最も影響力が大きいといわれる作品。 あのレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」と並んで「世界で最も有名な絵」とも呼ばれている。 この作品からは、 印象的な藍色を抽出。 塗り絵では、 波のうねりを感じながら、 藍色の世界を堪能できるはずだ。

2つ目の作品は、 『山下白雨』。 別名「黒富士」と呼ばれるこの作品は、 上部は青く晴れ渡り、 下部は黒色の積乱雲から雷が落ちる様子が描かれています。 全く対照的な天候をひとつの画面に描いた、 コントラストの際立つ作品。 この作品からは、 黒色や赤色を抽出。 黒色の奥に潜む深い赤色の重なりを、 色えんぴつで表現してみよう。

そして3つ目の作品は『凱風快晴』。 別名「赤富士」とも呼ばれる作品。 赤富士とは、 夏から秋の早朝に、 朝日を浴びた富士山が赤く染まる現象のこと。 また「凱風」とは、 南から吹く夏のそよ風のことを指す。この作品からは、 赤色や緑色を抽出。 朝焼けに染まった真っ赤な山肌に青々と草木がしげる下界。 夜が明けていく一瞬の美が凝縮された美しい色の対比を、 自由な発想でアレンジしてみよう。

「HOKUSAI色えんぴつ」は、 3つの作品のはがきサイズの塗り絵と情報カード付き。 「その視点はまるで鳥の眼」や「江戸のダンス・ダンス・ダンス」「絵を描くこと以外は考えない、 考えたくない」など、 色鉛筆1本1本に付けられた、 北斎にちなんだユニークなネーミングにも注目だ。

江戸をぬりつぶせ!HOKUSAI色えんぴつ 【20/500 COLORED PENCILS】

価格:4,400円(税込)

限定数:500

製造:日本

セット内容 :色えんぴつ20色、 ペンケース、 塗り絵、 情報カード、 スリーブ

商品詳細・購入 http://intojapanwaraku.com/shop/148697/

葛飾北斎『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』(1830-32年)メトロポリタン美術館

葛飾北斎『冨嶽三十六景 山下白雨』(1831年)メトロポリタン美術館

葛飾北斎『冨嶽三十六景 凱風快晴』(1830-32年)メトロポリタン美術館

© 有限会社ルーフトップ